我が家では、大晦日の夕食、一年間のご褒美として、本マグロやいくらを奮発して購入し、自宅でプチ高級海鮮丼を作るのが恒例となっています。
新鮮で美味しいお寿司が食べたい!という煩悩を、大晦日に叶えるささやかなイベントなのですが、2018年大晦日にちょっとした奇跡が起きました。
平成最後の大晦日の小さな奇跡~幸運の刺身~
時は遡ること2018年12月31日。元号・平成で迎える最後の大晦日。
あの頃はまだ新型コロナウイルス感染症もなく、ノンマスクで生活するのが当たり前でした。もはや懐かしい・・・。
朝イチで、大晦日の大売出しをしている魚屋に向かいます。
今年のお目当てはマグロ・サーモン・いくら!これで三食丼を作ります。
新鮮な魚を狙ってたくさんの人で賑わうなか、ほぼ中トロと言っていいほど脂がのった本マグロやいくら、サーモン等を人をかき分けながら購入。
だいたい家族みんなで食べきれそうな量を見計らってネタを選ぶのですが、毎年この日だけは値段を全く気にしません。ネタが美味しそうかどうかだけの判断でカゴに放り込みます。
「年1回だけの愉しみ」という希少性が、なんとも言えない背徳感を生み出します。この時、午前10時半ですが、輝くネタを見て既に夕食が待ちきれない状態(昼食まだなのに)。
お会計時に奇跡は起きた
目的の獲物はゲットできたので、レジに向かいます。
そこで、平成最後の大晦日に小さなミラクルが巻き起こりました。
「5点でお会計、7777円です」
ぉぉお!7が4つ!なんたる偶然、いや奇跡!
お刺身はグラム売りなので、まさかカゴに放り込んだ商品の合計額がこんなラッキーな値段になっているなんて考えてもいませんでした。レジの方と顔を見合わせ「運良いですね」「もう今年終わりですけどね・・・」と変な会話をしてしいまいました(笑)。
後々調べてみると、「7777」は「エンジェルナンバー」と言われ、7が3つ並ぶ「ラッキー7」よりも強いパワーがあるようです。1年間の家族みんなの頑張りへのご褒美かな。
三色丼は家族みんなで美味しくいただきました
その後、大人の欲望の塊である三色丼を作り、家族みんなで美味しくいただきました。”回らないお寿司屋さん” だったらとんでもない金額になりそうな中トロ、そして脂ののったサーモンに、いくらをどっさり盛って、大満足の一杯を愉しめました。
この我が家の恒例行事、だんだん3人の子どもが大きくなるにつれ、購入するネタの量が増えていくと思うので、この先ちょっとお財布が不安です・・・(笑)。
将来は「77777」を目指すか!?