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【投資の格言】先人たちの知恵 お気に入りの格言ベスト5

つみたてNISAを開始し、資産運用について知識を得ようとネットや文献などを眺めているのですが、「投資の格言」というものを知りました。

株式投資の世界で古くから伝わる格言たちは、今でも心に響くものがあります。

そんな「投資の格言」をいくつか調べ、解説してみます。

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投資の格言

【投資の格言】先人たちの知恵 お気に入りの格言ベスト5

個人的に気に入ったものをご紹介します。あくまで主観的な感想ですので、「聞いたことある」「響きがかっこいい」等の単純な理由で選んでいます。

アタマとシッポは呉れてやれ

相場の天井(最高値)、底(最安値)を完璧に読める者などおらず、欲にかられず八分目で終わらせなさいという戒めの言葉。

これは、2002年に放送していた長瀬智也さん主演のテレビドラマ「ビッグマネー」で、植木等さんが演じる伝説の相場師も言っていた言葉です。作中では「たい焼きのアタマとシッポはくれてやれ」と言っていました。

伝説の相場師は、相場の波に乗るようにディールをしていましたが、最高値と最安値は一切狙わず、そこそこの値段で切り上げ、確実に利益を出していました。まさに、格言通りのことをやっていたわけです。

株を買うより時を買え

株式以外にも当てはまりそうな格言です。

意味は、投資において、優良企業の株を買うことが重要なのではなく、それよりも投資するタイミングのほうがはるかに重要であるというものです。

ウォール街にも「株を選ぶ前に時を選べ」とほぼ同一の言葉があるそうです。

確かに、僕のつみたてNISAの運用状況は、たまたまコロナショックで暴落した直後の開始したため、含み益が順調に出ています。まさに「時を買った」ということだと妙に納得しました。

友なき方へ行くべし

人生の訓示のようなフレーズです。この類語で、投資の格言の中でも有名なのが「人の行く裏に道あり花の山」という言葉。

投資家は常に孤独との闘いである。大勢が向かう先にはそれなりの利益しか待っておらず、皆と反対のことをした方が大きな利益を得ることがあるという意味。

トップアスリートや、経営者からも出てきそうな格言です。

相場は明日もある

明日があるさ」の株式投資ver.です。友なき方へ行くべしとはうって変わって、楽観的に捉えられる言葉なのでホッとしました。

1日の暴落で落ち込んだり、逆に暴騰を逃して焦ったりするのではなく、じっくり相場と付き合おうという意味です。

株式投資においては、こういう大らかなメンタルがとても重要だとのこと。

卵は一つの籠に盛るな

これも超有名な言葉ですね。この格言は欧米で生まれたものの和訳のようです。

1つの籠にすべての卵を入れていると、落とした時にすべてを失ってしまうので、いくつかの籠に持っておきなさいということで、いわゆるリスク分散に対する格言です。

これは「つみたてNISA」に触れていると何度も出てくる言葉ですので馴染みがあります。

日本証券業協会に相場格言集がある

今回選定した格言たちは、日本証券業協会HPの相場格言集から引用してきました。

そもそもは1971年に発刊した「格言は生きている」という冊子の内容ということで、半世紀も前の言葉なわけですが、今でも通用するものありますね。

他にも野村證券大和証券にも格言集のページがあり、読むと面白いです。

www.jsda.or.jp

【投資の格言】積立投資の格言ベスト3

今回、格言を調べてみましたが、まず50年前ということと、株式投資デイトレードをするような投資家たちの格言ですので、僕がやっているような積立投資についての格言は、「卵は~」くらいしか見当たりませんでした。

そもそも、積立投資は、基本的に投資信託を「ほったらかしておく」スタンスなので、格言なんて大層なものがあるはずもなく、、、でも何となく悔しいので、それっぽいものを自作してみました。

前述の格言たちは、ことわざと近い印象だったので、ことわざを文字ってみました。

※ここから先はパロディーです。

相場の上にも10年

石の上にも3年のパクリです。

積立投資の鉄則は、とにかく長期間に渡って株式を保有すること。

過去の相場実績を見ると、分散投資を10年間継続した場合、元本割れする確率は限りなくゼロに近づけるということから、10年スパンで考えようねという意味。

雨垂れブタの貯金箱を穿つ

どんなに小さな力でも、根気よく続けていればいつか成果が得られるという「雨垂れ石を穿つ」ということわざのインスパイア系です。

コツコツ積立投資を続けていけば、やがて複利効果で大きな利益を生み、ブタの貯金箱に収まらないお金が手に入るという意味。

待てば金利の日和あり

「待てば海路の日和あり」からインスピレーションを受けました。

気長に運が回ってくるのを待とうという意味で、言い換えるなら「果報は寝て待て」ですね。まさに積立投資の「ほったらかし」というコンセプトに当てはまっていると思います。

まとめ

「投資の格言」を調べると、はるか半世紀以上前から培われてきた先人たちの知恵を垣間見ることができました。

どの格言も、令和時代でも響くものがあり、やはり「何事も近道はなく、正攻法がもっとも近道である」ということを再認識しました。

今後も、奇抜な話題に振り回されず、素直に愚直に積立投資を継続していきたいと思います。