「つみたてNISA」で資産運用を始めたいけど、本当に大丈夫なのか、本当にお金は増やせるのかなど、まだまだ不安な方も多いのではないでしょうか。
本記事では、「つみたてNISA」のありのままの実績をレポートします。
複数のメジャーな銘柄を同時に運用しているので、これから「つみたてNISA」を始める方や、既に運用している方の実績比較等の参考になれば幸いです。
【つみたてNISA】運用実績・ポートフォリオ<23カ月目>22年1月①
1月15日時点の運用実績
2022年1月15日時点の実績は表の通り。つみたてNISAを開始し、3年度目に突入しました。
今まで23カ月で83万円を積み立て、約108万円(+24万7千円)の資産評価額になっています。2022年1月に入り、米国の早期利上げへの懸念を背景として世界的に株価が下落気味です。12月の方が評価損益は若干高かったのですが、今後を見守るしかありません。
2022年の月額設定
2022年から、各銘柄の購入額を変更しました。現在購入している銘柄は以下の5つ。
- 楽天・全世界株式インデックス・ファンド
- 楽天・全米株式インデックス・ファンド
- eMAXIS Slim国内株式(TOPIX)
- eMAXIS Slim新興国株式インデックス
- eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
上記銘柄は、つみたてNISAを開始した2020年3月から購入しているもので、自身の勉強も兼ねて、5種類のメジャーな銘柄を購入していました。
「全世界株式」が網羅的に株価を捉えており、伸長率が高い「米国株」、将来性に期待できる「新興国株」、そして日本人として国内マーケットにも貢献せねばという想いもあり「国内株式」と分散していました。
2021年などの自身の購入銘柄の動向を見て、改めてこの5銘柄の配分を検討し、「楽天・全米株式」により力を入れる配分で2022年は購入してみます。その考えに至った各銘柄の実績推移は次章でご紹介します。
全世界・米国・新興国・国内の実績推移
2020年12月からの「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」「楽天・全米株式インデックス・ファンド」「eMAXIS Slim 新興国株式」「eMAXIS Slim 国内株式」の損益率推移を記録しています。
約1年間という短いスパンではあるものの、「全世界・米国」と「国内・新興国」の間には大きな隔たりがあり、世界全体のトピックスや自国のマーケットの影響等でまったく違う動きをしていることがわかりました。
「低迷している時こそ買い場」という考え方もありますが、将来的に「国内・新興国」が「全世界・全米」を逆転して伸びという確証もないので、つみたてNISAの中長期的な投資であれば、「全世界・全米」の王道銘柄に傾注する方針が手堅いと考えています。
つみたてNISAのポートフォリオ
2022年1月15日時点のポートフォリオです。
前述の通り、2022年は「楽天・全米株式」と「楽天・全世界株式」が主軸になります。その他銘柄は次第に構成率が低くなっていく算段です。
つみたてNISA口座②については後日レポートしますが、こちらも購入銘柄の積立設定額を大きく変更し、手堅く収益獲得を目指していきます。